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遊戯王において、かわいいモンスター、萌えキャラとも言われるカードと言えば、ブラック・マジシャン・ガールが真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。
今でこそ、かわいらしい女性が描かれているカードは多くなりましたが、遊戯王やポケモンをはじめとするトレーディングカードが流行りだした当時は「かっこいい」や「生き物」が主流で人気を博していました。
そんな中登場し、カードゲーム業界に一石を投じたのがブラック・マジシャン・ガール。
今では遊戯王の看板キャラクターの一つであり、様々な新規イラストも描かれています。
ちなみに初登場したのは公式大会の景品であり、とてつもない価格で取引されていますが
一般に登場したのは2001年に登場したPREMIUM PACK4です。
一見ブラック・マジシャン・ガールが遊戯王のかわいい系の始めと思われがちですが、実はそれ以前にとあるカードがあったのです。
それが「ドリアード」
1999年7月5日に発売されたBOOSTER3で初登場しました。
当時は遊戯王らしくないカード
如何にも昔の恋愛系ゲームのキャラクターにいそうなイラスト。
平成初期のかわいい王道キャラクターって感じです。
今でこそ、霊使い、閃刀姫、ドラゴンメイドなどなど、たくさんのキャラクター及びデッキテーマが登場している訳ですが、
最初の頃は、ブラック・マジシャン・ガールの登場以降もあまり描かれず、ハイ・プリーステスや薄幸の美少女など、数えるほどしかありませんでした。
これは昔と今の需要の違いです。
今はいくらかっこいいイラストを描いても、カードがとても強くなければ人気が出ない。
言い換えれば、コレクター需要が少ない。これが現実です。
絶妙なイラストのよさ
まず、前を向いているのが素晴らしい。
ハイ・プリーステスは下向き、薄幸の美少女は斜め横下向き。
この差は大きすぎます。
更に少し斜め上の目線というのにもこだわりを感じます。
目のタッチや全体的な雰囲気など、かわい過ぎず、きれい過ぎずのちょうどいい中間を保っている。
この優しそうな雰囲気もプラス。
また、初期カードなので「攻撃力守備力表示」もいい味を出しています。
ブラック・マジシャン・ガールが登場した頃にはカードの表記が(攻・守)表示に変わってしまいましたから。
※カードの表示方法が変わっていった理由は、ルールが複雑になるにつれ、テキストが多くなったためです。
ドリアードは、トーナメントパック2008 Vol.3で再登場したのですが、
(ATK/DEF)表示なので、カードの見栄え的にちょっと下がってしまうと感じます。
初期のカードが人気なのは、実はイラスト以外の部分にもあったりします。
(最近では復刻カードというものをKONAMIは刷っていますよね。需要があるからです。)
その後もドリアードのリメイクカードや、ラッシュデュエルでも登場しましたが「BOOSTER3のドリアード」が原点にして最強。
ラッシュデュエルのドリアードは、令和版だなあと感じますね。
PSA9では、仮にもただのノーマルカードが6,000円程でメルカリ取引されていますからね。
10年ほど前に東京に遠征して、カードショップでドリアードの美品が1,500円で売られていて、嬉しすぎて即購入したことは強く覚えています。
ただ、カードの価値という点では残念ながら、11月に発売されるQUARTER CENTURY LIMITED PACKにてドリアードが復刻されるため、下がってしまうのは免れないでしょう。
なぜ25thレアにしなかったのかは謎でしかありませんが。
新規でドリアードテーマも将来できるかもしれないと密かに思っていたり。
ドリアード及びリメイクカード一覧
ドリアード(その2)
収録弾:トーナメントパック2008 Vol.3
ドリアード(ラッシュデュエル)
収録弾:デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!
精霊術師 ドリアード
収録弾:THE LOST MILLENNIUM
ドリアードの祈り
収録弾:THE LOST MILLENNIUM
ダーク・ドリアード
収録弾:ブレイカーズ・オブ・シャドウ
精霊神后 ドリアード
収録弾:CIRCUIT BREAK
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