※当記事のリンクは、アフィリエイト広告を利用しています。
遊戯王をはじめとするトレーディングカードは、状態が大事です。
少しキズがついてしまうだけで、買取に出したりすると、大幅にマイナスされてしまいます。
その中でよく言われるのが、角につきやすい「白かけ」というキズの一種。
残念ながら、修復方法、治し方は基本的にありません。
なぜなら、カードの一部が削られてしまった状態だからです。
カードは紙なので、慎重に扱わないと傷がつきやすい。
白かけを防ぐには、カードの開封からスリーブ保管までの手順を丁寧にすることが一番。
それでは、カードの開封の方法から保存までの方法を説明します。
カードの開封方法
実際に未開封のパックを用意しました。
開けるときは
1)裏面にする
2)③の「全●●種類」のところを目安に、ハサミで切るところにカードが当たらないのを確認してハサミで切る
①の部分の穴を使って手で開ける
②の帯の部分を使って手で開ける
やり方もありますが、これだと開けるときに傷がついたり白かけができたりしてしまう可能性があります。
私も、ハサミが面倒でつい手で開けてしまって、そんなときに限ってプリシクが入っているパックで、結構痛い思いをした経験があります。
実際に開けてみました。
3)カードが袋にできるだけ当たらないように取り出す
白かけとは?発生してしまう理由
よく言われる「白かけ」とは、このようなものです。
この赤丸の部分。
カードが「欠けて」白くなる=白かけ
です。
これがあるだけで、査定にも大きく影響してしまい、価値も下がってしまいます。
なぜこのようになってしまうのか。
白かけができてしまう思わぬ落とし穴は、主に2点。
1点目が、パックからカードを取り出すとき。
繰り返しになりますが、ハサミでパックを開けて丁寧に取り出しましょう。
2点目が、「スリーブに入れるとき」
これが盲点です。
「丁寧に開けて保存したのに、気づいたら白かけができていた」なんてこと、あるのではないでしょうか。
その原因がこれ。
スリーブの角に当たって、そこが刃のような働きになり、カードを切ってしまいます。
それだけトレーディングカードというのは繊細で、キズを付けずに保管するのが大変だということ。
特にギリギリの大きさのスリーブに入れるときは要注意です。
白かけを発生させずにスリーブをする手順
基本的に高額カードは、2重スリーブからのカードローダーですが
カードファイルに保存するものは、2重スリーブもしてません。
1つ目のスリーブ
あまりスリーブが大きすぎるのもよくないですし(カードが動いてしまう)ギリギリすぎても、入れるときが大変。
私が使っている遊戯王のスリーブが
「トレカプロテクトHG 62mm×89mm ハードタイプ」
です。
色については、メタリックブルーがカードも映えるのでおすすめ。
(スリーブに入れるときのポイントは2つ)
①カードを入れる前に入口の角を、中から指などで横に引っ張る
※スリーブにいらないカードを半分くらい入れて、左右にカードを10回ぐらい揺らすというやり方もあります。これでも、スムーズに入ります。
こんな感じです。
②スリーブの角にカードがなるべく当たらないようにそっと入れる
③入れるときは、カードの上下を逆にする
横に引っ張ることで、カードを入れる入口を大きくさせます。
こうすると、角にひっかからずにスムーズに入れることができます。
また、向きをそのまま入れてしまうと、クリアファイルにいれたときに、上の部分がガードされてない状況になるので、ゴミなどがついてしまうことがあります。
これで完成です。
ちなみにクリアファイルは以下2つを使い分けています。
①やのまん コレクションバインダー 9ポケット
②エポック社 カードバインダー 9ポケット
②の方がたくさん収納はできますが、置く場所に困ります。
棚に入れても結構面積とります。
詳しくはこちらから。
2つ目のスリーブ
2重スリーブをしていきます。
2つ目のスリーブは
「トレカプロテクト 66mm×91mm ソフトタイプ」
を使います。
先ほどのスリーブより少し大きいぐらいでちょうどいいです。
100枚入りなので、買い替えもあまりしなくていいのもポイント。
今度は気にせずに向きもそのまま入れてください。
これで上下がスリーブで密封されました。
カードローダーに入れる
最後はカードローダーを使って完成です。
サイドローダーを使っている人も多いですが、見栄えの問題で私はトップローダーを使っています。
おすすめはこちら。
ウルトラプロ トップローダー レギュラー(3×4)
安価かつ、収納しやすいのがメリット。
ネジやマグネット式だと、1つあたりが高価かつ、置き場所に困るのがデメリット。
※プレミアムというのもたまに安売りされていますが、使用しても、あまり変わりませんでしたので、レギュラーでOKです。
(ここからは別カードにて説明します)
このトップローダーは、そのまま入れてしまうときつくて入りにくいのが少し難点ではあります。
しかし、次のやり方をするだけで、すんなり入れることができます。
①写真のようなカードを用意します。
ノーマルカードとノーマルカードを合体させています。
詳しい作り方についてはこちらの記事に書いています。
②ローダーに入れます。これによりちょうどいい空洞ができます。
1回奥の方まで入れて、後はそのまま引き抜くだけでOK。
③準備ができたら、実際にローダーに入れます。すんなり入っていくはずです。
これで完成です。
最後に注意点です。
直射日光もカードの天敵です。お気に入りのカードを日光対策せずに棚に飾ったりすると、日焼けしてしまう恐れがあります。
日焼けにも注意してください。
是非、この3つを使って、お気に入りの遊戯王カードをコレクションしてみてくださいね。
この白かけの知識が、メルカリ等のやり取りでも役立つと思います。
マグネットローダーに関しての記事も作成しました。
こちらのトップローダーと合わせて使い分けてみてください。
コメント